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細かな部分も気を付けたい葬儀マナー

人生の中で葬儀に参列する機会というのはそうたくさんありませんから、連絡が来たら慌てて駆け出していきそうになる方も少なくありません。地域等によっても葬儀マナーは異なりますから、まずは連絡があったら連絡してもらった内容を確かめておきましょう。訃報は突然のことも多いですから、会社帰り等急な場合には平服でも構わないとされています。なるべく色は黒で、派手にならないような格好を心がけて身だしなみを整えて下さい。実際に葬儀や告別式に参列する場合には喪服を着用することになるので、日程に合わせて準備をしておきましょう。最近はレンタルなども可能になっていますから、家族や友人などから借りることができない場合にはそちらを利用するか、改めて購入して準備をします。アクセサリー類は原則着用しませんが、パールに関しては良いとされています。数珠も忘れがちなので、礼服と一緒に準備を進めておくと安心して出かけることができます。お子さんがいるときには学校の制服があれば、それらが制服な礼服として着用しましょう。葬儀マナーも難しいですが、宗教が異なってくるとどうしたらいいのだろうかと悩まされがちです。仏教でも焼香の仕方が宗派によって違ったりもします。各宗教や様々な宗派に対しての葬儀をきちんとやり終えるのは緊張すると思いますが、一つずつ丁寧な所作で落ち着いて故人を偲ぶ機会としてゆっくりと思いを馳せて手を合わせてみて下さい。

分からないこともたくさんあるかもしれませんが、家族や親戚で尋ねられるような方がいれば、聞いておくと礼を失することなく葬儀に参列することができます。香典に関しても近年は不要とするようなことも多いですし、家族葬を選んで葬儀の後に通知が来るということも増えてきています。相手の方に対してどのように対応していくのか、葬儀マナーを見直しつつ連絡があればその都度素早く返事をするようにしていきましょう。後は心を込めて丁寧に話をしたり、対応をしていくことで相手との関係も問題なく保つことができるので、不安を感じすぎないように心がけてみて下さい。

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